青年期
ご縁がありまして4月より母校である東京藝術大学と洗足学園音楽大学で作曲科の講師として勤務することとなりました。昔から教育に興味があったとはいえ、まだまだ色々な意味で若造です。今の僕に出来ることは、若い音楽家の前で挑戦し失敗し、それでも足掻く姿を見せることかなと思っています。
昨年で作曲をはじめて10年が経ち、そして学生という身分を失います。今までのように習作だから、学生だから、若いからという言い訳は通用しません。でも駄目で元元。続けられるうちは音楽を書き続けようと思います。
先日放送初演された『かぎろひうつろふ』の収録後、空を見上げたら綺麗な夕焼けが。
しかし、藝高で実技試験の過去最低点を叩き出して、現役合格は無理と断言された僕が藝大の教員になるとは。大学入学後も結構苦労して挫折ばかりだったような気がするけれど、でもなんやかんや・・・それどころか上手くいき過ぎた現在になっている。今後も予想とは全く違う人生が続いていくんだろう。楽しみのような怖いような。生きるのは面白い。
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