ストライキと自販機と

ミラノでは日本とそれほど変わらず快適に地下鉄を利用してきたのだが、先日ついに初めて地下鉄のストライキに遭遇。チケットを事前購入して楽しみにしていたコンサートを諦めることになった。ATM(ミラノの鉄道会社)の公式Twitterを見てみると事前から予告はされており、今後は定期的に見ておけということか・・・とほほ。地下鉄全線が6時から停止したわけで、これじゃあ帰宅できなかった人もいるんじゃないだろうか。しかしこれ日本でやったらとんでもない混乱と損害賠償やら何やらになるだろうな。
給料の半分を税金に持っていかれ、それでも経済難に苦しむイタリア。ストライキの持つ意味の重さも違うのだろう。

駅に行ってみると平然とシャッターが閉まっており、皆呆然と立ち尽くす。

ミラノで切符を買う際は日本と同様に自販機を使う。きちんと動作はするものの、これが遅いのなんのって。そのせいか多くのイタリア人はキオスクで切符買っている。とはいえそういった煩わしさも定期を買ってしまえば忘れてしまう。イタリアの定期も日本のICカードと同様チャージして改札にタッチでGO。楽チンだ。

画面タッチ式で割合分かりやすいけれど・・・

また、駅構内には日本と同様飲み物の自販機が置いてある。日本の自販機と違い、飲み物+軽食、スナックがついていて小腹が空いた時に便利。しかしこれが厄介。通称小銭泥棒。

値段も日本と同じくらい

バリバリ売ってまーす!な見た目してお金を入れると無視され、まさかの返金もできないことが割とある。たぶんかれこれ4ユーロくらい取られた気がする(←大したことない(笑))。
改めて日本の機械の優秀さ、親切さはやはりすごい。ちなみにミラノの列車を作っているのは日立だそう。どうりで車内にカラー液晶があったりするわけだ。

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